
この度ランドヌール熊本においてSR Mt.Aso Geotourismのコース申請をACPならびにAJに行い、コースが承認されました。
Audax Club Parisien シューペル・ランドネ コースリスト
http://www.audax-club-parisien.com/FR/index.php?showpage=429
Audax Japan シューペル・ランドネ/SR600コース
https://www.audax-japan.org/brevet/super-randonnees/super-randonnees-course/
つきましてはコースオープンを2021年3月予定として、鋭意準備を進めて参ります。
準備が整い次第、改めてお知らせ致しますので楽しみに待ってて下さい。
なお開催に向けた検証や実績作りを目的に、参加者から好評を頂いていた「R熊本独自パーマネント阿蘇山ジオツーリズム」は、SR600Mt.Aso Geotourismのコース化にあたり外された観光地、他にも”見せたい景色”をルートとした、もう一つのSR600「アナザー阿蘇山ジオツーリズム」として継続する方向です。(SR600との重複や整合性を考え、名称やルートは変えるかもしれません)
SR600Mt.Aso Geotourismのコース全体図は以下の通りです。
PC1でもあるランドヌール部門のスタート/フィニッシュはJR肥後大津駅となります。
阿蘇カルデラの唯一の裂け目から外輪山を越えて阿蘇平野、噴煙を上げ今も活発な活動を続ける阿蘇山へ。
再び南阿蘇の外輪山を越えて、阿蘇、熊本城、天草と並ぶ熊本のシンボル通潤橋。
11月には見事な紅葉が楽しめる五木村、五家荘を経て九州山地の最奥、九州道路最高地点の通称ぼんさん越え。
日本三大秘境の1つに数えられ、日本古来の焼畑農法の伝承と平家落人伝説で語り継がれる宮崎県椎葉村。
重要文化財の橋梁が残る旧高千穂鉄道の廃線跡。「古事記」の内にも記され天照大御神がお隠れになった岩戸をはじめ多くの神話の舞台・高千穂。
ユネスコの世界ジオパークに認定された「阿蘇」とならび、世界エコパークに認定された「祖母・傾・大崩」を越える尾平越。
阿蘇の大噴火により形成された岩盤を川底に持つ”東洋のナイアガラ”原尻の滝。
著名な作家や文豪が多く滞在し、世界屈指の炭酸泉を誇る長湯温泉と温泉湧出量世界一の別府。
国内屈指の人気温泉地・湯布院を経て、日本百名道にして360度草原と緑と山々のパノラマが続く”やまなみハイウェイ”。
森林を抜けて目の前にくじゅう連山を望む長者原の快走路、見渡す限り広がる草原と牧野。
そして最後はミルクロードから望む雄大な阿蘇五岳の大パノラマ。
旅の思い出と共に雄大な眺望の余韻を残したまま、やがて最後は豪快なダウンヒルでフィニッシュを迎えます。
朝陽を迎え、暮れゆく夕陽を拝む。大地の恵みと自然、そこで生きる人々の営みと文化を知り、大地の遺産を訪ね、地形と景観を巡る旅。それがSR600Mt.Aso Geotourismです。それは走る道も、通過する土地も、流れる景色も、全てがハイライト。
「阿蘇で始まり、阿蘇で締めくくる」ランドヌール熊本が贈る”見せたい景色”がここにあります。